米国人のJIM THOMPSONが育てあげた手織りのタイシルクは、芸術品として
「タイの至宝」と呼ばれています。
ショールとして羽織ることはないけど、せっかくのご子息からのお土産なので
お茶席に使う風炉先屏風にしてほしいと、
お客様からご依頼をいただきました。

お客様をご紹介いただいた書家の山根青坡(せいは)先生の作品とコラボします。

細長い本紙を2枚の屏風に収める位置、バランスが難しいなぁ。

青坡先生の大胆で伸びやかな運筆と、
タイシルクのグラデーションの色合いや模様を損なわないように全体をレイアウト。

艶消しの漆の縁を打ち、裏側には七宝の引手をアクセントに。

青坡先生の大胆で伸びやかな運筆とタイシルクを
伝統的な風炉先屏風におさめる。

楽しいおしごとです。
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