和服全般に携わる人材を育成する、100年の歴史ある大原和服専門学園(奈良市)。
意匠から染め、縫いまで、即戦力の卒業生は京都をはじめ全国でご活躍です。
この日は講師をされているデザイナーの山崎正人さんの紹介で、「エクステンション授業 伝統工芸を知る」の講師としてお
声かけいただきました。
京表具の歴史や特徴など概論の座学と、ワークショップでミニ屏風を制作。
和裁を習うだけあって、手先が器用で手際よく作業がすすみます。
それぞれがデザインした着物の図案を「誰が袖」屏風に仕立てます。
斬新なデザインの着物。
学生さんは遠く九州や中部地方から、寮生活で学んでおられます。
お祭りなどで着物を着て小さい頃から着物が好きになり、和裁の道を志した人が多く、
学園での学びを楽しんでいる様子。
厳しいと言われる和装業界ですが、若い人の志に希望を感じる1日でした。
今後の皆さんの